10月18日、靖国神社秋季例大祭当日祭。
9時前に、長男と参集殿二階の控え室へ。
まだ誰もいない。
我々が一番乗りだったようだ。
やがて続々と人が集まる。
伊勢から、皇学館大学の清水潔学長が来られていて、
久しぶりにお会い出来た。
日本会議の椛島事務総長、岩手県桜山神社の坂本宮司などとも。
拝殿に移動。
午前10時、祭典が始まる。
クライマックスは勅使の参向。
参列者一同は起立してお迎え。
勅使が天皇陛下からの御幣物を献じ、御祭文を奏される。
勅使のお帰りにあたり、再び一同、起立してお送りする。
祭典が一区切りついて徳川宮司のご挨拶。
全ての宮家から御幣帛料の献進があったと紹介された。
後、参列者が順次、本殿に進み拝礼。
身の引き締まる思い。
しかし、境内に安倍首相の姿は、遂になかった。
安倍氏は、首相就任翌日の昨年12月27日に、
靖国神社にお参りするはずだった。
ところが、菅官房長官や政務秘書官の
今井尚哉氏(前資源エネルギー庁次長)、
内閣官房参与の谷内正太郎氏(元外務事務次官)らの
強硬な反対に遭って、頓挫してしまった。
今井氏などは、「命を懸けてでも阻止する」と息巻いているらしい。
参拝推進派の飯島勲内閣官房参与は、
この秋季例大祭を「ラストチャンス」と表現していた。
一方、まだ年内参拝を断念していないとの報道もある。
だが、もし年内に参拝が行われないようなら、
安倍首相の靖国神社参拝は今後、まず望み難いと見なければならない。
それは、安倍首相の指導者としての資質に、
重大な疑念を抱かせることになろう。
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